最近BW'sのエンジンの振動が大きくなってきました

色々調べたところクランクベアリングが傷んでいる感じです。
セルの回りも悪く、てっきりバッテリーかセルモーターが弱ったかと思ったり…

吹け上がりも弱く、パワーも落ちているのでオーバーホールをする事にしました。

BW'sやシグナスXのクランク周りに持病を持っているとか…

中古車だし、前のオーナーの扱い方が悪かったのか…
走行距離は39500km
空冷125ccだとこんなもんでしょうか？

コマジェは5万キロ走っても何ともなかったのになぁ
空冷エンジンの性でしょうか？


空冷エンジンこそオイル管理が重要な気がします。
自分は高品質なオイルを入れる事にしています


消耗品を揃えておき、クランクもネットで入手しておきました。



作業中の写真は殆どありません。
手が汚かったもので…

休憩中に撮った数枚

ついでなので、バルブシート交換とバルブの擦り合わせなどもやっておきました。
バルブクリアランスもかなり慎重にシビアに調整しました。
この辺をしっかりやっておくといいパワーが出るようになりますので。

暑いので玄関でリビングのエアコンをつけ、扇風機を回してやっていました。
狭い玄関でやっていたのでなかなか作業が進まず、丸一日かかってしまいました。


片付けが不安だ…

駆動系の組み付け
前のクランクのスプラインは傷んでいてプーリーの脱着がやりにくかったのですが、新品なので、スムースイン！


フレームにドッキングだけさせて1日目は終了です。


次の日に配線と微調整して捨てオイルでまずエンジンスタート

一発始動しました。
何度かストールしましたが、燃料の配管のエアー噛みなどだと思います。
しばらくエンジンを暖機した後、使用するオイルに入れ替えました。

その辺をウロウロ走ってみましたが、違うバイクに乗っているかのようです。


その後通勤やツーリングに使いましたが、明らかにスロットルレスポンスが良くなってるし、高回転もビンビン回ります！
ストレートで某H社のライバル「P」を追いかけてみましたが、あっさりパス出来ました。
以前は離されていたのに…
半端ない性能向上しています。

自分的にオーバーホールとエンジン積み替えを迷っているなら、オーバーホールがお勧め。
各パーツは当たりも出ていますし、
傷んでいるパーツを一新する事でエンジンが蘇ります。
手間を掛けた分エンジンは答えてくれますね。


それとこれもついでに購入

シートを開けた際にスプリングの力でシートが開くもの
せっかくのブルーですが、BW'sに装置すると全く見えなくなります…
ですので写真は無しw

便利は便利です、開ける度に肘にシートが当たるのはどうなんだろ…
重力で勝手に閉められるよりはいいので良しとしましょう。


これでしばらくは安心して乗れますね…
また他にガタがくるのかいなぁ…